令和５年度吉田中日記

　先週、宇和島水産高等学校の出前授業を本校でしていただいたのですが、その授業を聞いて水産高校に興味を持った生徒がたくさんいたため、急遽水産高校へお邪魔することになりました。9月2８日は新人総体の２日目だったため、お昼からの時間を利用してすべての学科で体験をさせていただきました。

　まず水産増殖科では、船に乗って坂下津の養殖いかだまで連れて行ってもらいました。魚のえさやりや塩分濃度の計り方など、3年生の先輩たちが丁寧に説明をしてくださいました。とてもフレンドリーに接してくれたので、楽しく活動することができました。

　次に水産食品科へ行きました。実習棟で缶詰のふたを閉める機械を見せていただいたり、マイナス37℃の冷蔵庫へ入らせていただいたり、3年生の課題研究の発表を聞いたりしました。また、高校生とじゃんけん大会をして水産高の缶詰をいただきました。

　最後に海洋技術科では、溶接や金属加工について説明をしていただいたり、操船シミュレーションをさせていただきました。みんな初めての経験でしたが、とても真剣に一生懸命な態度で臨むことができました。

　急にお願いしたにも関わらず、水産高校の先生方、生徒の皆さんには本当にお世話になりました。進路選択の幅が広がりましたね。