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　１月１８日は「キング牧師記念日」というアメリカの国民の祝日です。実際の誕生日は1929年１月１５日ですが、この日に近い月曜日が「キング牧師記念日（Martin Luther King Jr. Day）」になっています。

　アメリカでの人種差別撤廃のため活動したマーティンルーサーキングによる有名なスピーチに「I have a dream.（私には夢がある）」があります。YouTubeでビデオと英語字幕、日本語訳が付いたものを見つけましたので、紹介します。ぜひ御覧ください。

　人種差別と闘ったマーティンルーサーキングは、1968年４月４日に凶弾に倒れました。後に、彼の業績を記憶にとどめるために行動を始めたのがスティービーワンダーでした。"Happy Birthday" という曲を書き、政府に働きかけた結果、1986年にキング牧師に敬意を表する祝日ができました。

　次の写真は、本校の英語教員が2005年８月に "I have a dream" のスピーチが行われた「リンカーン記念堂」に行って撮影したものです。ワシントンD.C.のホワイトハウス近くにあります。

　中学生の皆さんは、"I have a dream" というスピーチを通じて、キング牧師という人物やアメリカの人種差別の歴史などをぜひ学んでください。

"I have a dream." を英語の授業で聞きました。生徒の感想をいくつか紹介します。

・全ての人がみんな平等で自由な世界を作るという強い気持ちがとても伝わってきた。このスピーチでたくさんの人が気持ちに気付き、人種差別などをなくしたいという思いがたくさんの人に伝わったと思う。

・何度も同じ言葉を繰り返して、また聞いている人への投げかけの言葉があって、スピーチに聞き入ってしまいました。

・僕はこの演説を聞いたとき、黒人の人がどれだけつらい状況に置かれていて、それを乗り越えるためにどれだけの勇気が必要だったかというのがよく分かりました。

・今までキング牧師のことを全然知らなかったけど、動画や説明を聞いて、キング牧師はとてもすごい人で人々の希望の光となるような人だということが分かった。人を肌の色などで判断するのではなく、人格で判断していかないといけないことがよく分かった。

・夢があり、その夢を叶えたいという思いがすごく伝わりました。また、その話を聞いている人たちの情熱がすごかったです。そして、この日はアメリカの人達にとってすごく大切な日だということが分かりました。

・私はキング牧師の夢がかなって差別なく全人類が仲良く暮らせる世界を見てみたいです。そのためにも、1月15日を忘れずにいたいです。